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マザーボードについて


マザーボードの画像 マザーボードはパソコンのシステムとしてのベースとなる重要なパーツです。
 BTOや自作パソコンでマザーボードを選ぶ時も、マザーボードの仕様確認は大事です。
 そこで、一般的な使い方を想定して汎用的に比較的長く快適に使える様に、マザーボードを選ぶ際のおすすめポイントを挙げます。




CPUのメーカーを決める


 主なCPUメーカーはIntelとAMDで、どちらにするかを決めます。
 下記は、私が今まで自作PCで使用してきたIntelとAMDのCPUの印象ですが、全ての製品に当てはまる訳ではありません。

【Intel】
  • ローエンドからハイエンドまで各価格帯での性能が高く、バランスも良く総合力が高い。
【AMD】
  • コストパフォーマンス良い
  • CPU内蔵のグラフィックス性能が高い。
  • チップセットの機能が高く、別途追加するチップが少なくて済み、トータル的に機能豊富で安くなる。

関連ページ:デスクトップCPUの性能比較

関連ページ:ノートCPUの性能比較




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CPUとCPUソケットを決める


 使うCPUとCPUのソケットを決めます(CPUが決まればCPUソケットも決まります)。

関連ページ: CPUについて

関連ページ: CPUソケットについて

関連ページ:CPUソケットの一覧


チップセットを決める


 CPUとCPUソケットが決まれば、それらに対応するチップセットを決めます。
 (使える機能・使えない機能、コネクターの仕様や数等を確認)

関連ページ: チップセット比較


フォームファクターを決める


 PCケースによって使えるフォームファクターが決まっているので、ATX/MicroATX/Mini-ITXのどれにするかを決めます。
 これにより拡張性が変わってきます。

関連ページ: フォームファクターについて

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拡張スロットの確認


 拡張スロットの構成と仕様によって追加出来る拡張ボードの種類と数が決まってきます。
 グラフィックスカードを増設する場合は、PCI Express x16スロットの構成と仕様を確認します。

 小型のマザーボード(Micro ATX/Mini-ITX)の場合は、拡張スロットの数が少ないので、使いたい拡張スロットの種類が含まれるかを確認します。

 ATX/MicroATXのマザーボードの場合、古いPCIスロットを少なくとも1個は使える状態にしておく事をおすすめします。

関連ページ: 拡張スロットについて


メモリースロットの確認


 安いマザーボードの場合メモリースロットが少ない製品もあります。
 将来的なメモリー増設を考慮し、メモリースロットは比較的多い製品をおすすめします。

関連ページ: メモリーについて

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外部コネクターの確認


 マザーボードのバックパネルのコネクターで使いたいものが含まれるか確認します。
 拡張カードで追加出来るコネクターもありますが、小型のマザーボード(MicroATX/Mini-ITX)では拡張スロットが少ないので、最初からバックパネルのコネクターに含まれているマザーボードがおすすめです。

関連ページ: 外部コネクターについて


内部コネクターの確認


【Serial ATAコネクター】

 Serial ATAコネクターのバージョンと数と取付向きを確認します。
 最新のSerial ATA3.0(6Gbps)コネクターは、SSDを使う場合にはあったほうが良いですが、SSDを使わないのであれば、Serial ATA2.5(3Gbps)でも充分で、数は多いモノがおすすめです。
 Serial ATAコネクターの向きは横向きと上向きがありますが、コネクターの位置が大型グラフィックスボードとかぶる場合は、横向きのコネクターがおすすめです。

【IDE・FDDコネクター】

 特に小型のマザーボードでは付いていない製品が多いですが、FDDや古いIDE接続のHDDや光学ドライブを使う場合は付いているマザーボードがおすすめです。

【USB3.0ピンヘッダー】

 PCケースのフロントパネルにUSB3.0ポートがあれば、マザーボードに接続して使えます。
 今後のPCケースではUSB3.0ポート対応製品が増えるので、USB3.0ピンヘッダー付のマザーボードがおすすめです。

関連ページ: 内部コネクターについて

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マザーボードメーカーを選ぶ


 初めてマザーボードを購入する時は、人気のあるメーカーの人気のある製品を選ぶ事をおすすめします。
 情報量の豊富さ、付属ソフトの使い易さ、ドライバーやBIOS(UEFI)のバージョンアップの対応、マニュアルの見易さ等、初心者にとって扱い易くおすすめです。


マザーボードの取付方


※作業を始める前には、必ず電源コンセントを抜いておきます。

 マザーボードを取付けるベース板(マザーボードベースプレート)は、ケースによっては取外し式のモノもあり、広い場所で取付作業がし易いタイプもありますが、直接ケース内で取付しても問題ありません。

 初めにマザーボードの取付穴位置に合う様に、マザーボードスペーサーの取付位置を合わせます。微妙に穴位置ラインがずれている部分もあるのでよく確認します。ケースに空いているマザーボードスペーサー取付位置は全部使う訳ではないので、不要な場所のスペーサーは取り外しておきます。

 次にバックパネルプレート(背面コネクターの形状が空いた金属プレート)をケース背面の所定の角穴に内側から上下の向きを確認して嵌め込みます。品質の悪いモノや安価なモノの場合、嵌め込みがかなりキツイ場合がありますが、諦めずにしっかり嵌め込みましょう。

 次にマザーボードをネジで取付けます。取付に使うネジはミリとインチの両方の場合があるので、事前にどちらか確認しておきます。ネジ締めは一ヶ所を一度に締めるのではなく、対角線上に少しづつ均等に締めていきます。この時、バックパネルプレートのツメ(バネ)による押し返しがありマザーボードが手前にズレますが、負けずに押し付けながらネジ締めを行います。
 ネジ締め時の注意として、誤ってネジをマザーボード裏に落としてしまったら必ず取り出しましょう。マザーボード裏に金属の異物(ネジ等)が入り込むとショートする恐れがあります。

 一通りネジ締めが出来たら、拡張カード(グラフィックスボード等)を仮に取付けてみます。マザーボードの拡張スロット位置と、ケースの拡張スロット穴位置がズレていると、拡張カードが上手く取付られない場合があります。この場合は、マザーボードの取付ネジを少し緩めて位置を微調整します。位置調整が済んだら拡張カードは取り外して構いません。

 マザーボードの取付が出来たらPCケースから出ているパネルコネクターやCPUやメモリーを取付け、CPUクーラーファンのコネクターをマザーボードのCPU-FANコネクターに接続します。電源からはATXメイン電源コネクターとCPU用12V電源コネクターをマザーボードの所定のコネクターに接続します。内蔵グラフィックス機能が無い場合は、グラフィックスカードを取付けて補助電源が必要あれば接続します(この段階でHDDやSSDや光学ドライブ等は接続不要です)。

 ここまで組み上げた最小構成(電源・マザーボード・CPU・メモリー・VGA)で起動テストを行います。ディスプレイを接続し、電源コンセントを挿して電源背面のスイッチを「 I 印」(ON)にしてから、パソコンの電源スイッチを入れてみます。
 CPUクーラーのファンと電源内部のファンの回転を確認し、画面に何か表示されれば順調です。もしここで何も表示されなければ、どこかの接続ミスか取付ミスか部品不良、あるいはディスプレイ側の入力設定切替違い等が考えられますので確認しましょう。

 順調に行った場合は、次に「Delete」キーを押しながらパソコンの電源スイッチを入れて起動してBIOS画面を表示させます。ここでCPUとメモリーが正しく認識されているかを確認します。問題なければBIOSを標準設定に戻す為に「Default」を選択し保存してBIOSを終了させます。

 これでマザーボードの基本的な取付と動作確認作業は完了で、残りのPCケースから出ているUSB・スピーカー・IEEE1394等があれば各ピンヘッダーに接続し、HDD・SSD・光学ドライブを取付・接続してOSやドライバーをインストールします。


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