CPUについて
BTOや自作パソコンパーツ購入で、 CPUを選ぶ時、見るべきポイントは色々ありますが、その中から主なチェックポイントを挙げますので、購入時には確認する事をおすすめします。
関連ページ:デスクトップ向けCPUの比較
開発コード名
Nehalem/SandyBridge/IvyBridge等、CPU開発時のマイクロアーキテクチャの呼び名で、Intel・AMDそれぞれのCPUで世代毎に開発コード名があります。基本的には世代の新しいCPUほど性能が良く、同じ動作クロックでも世代の新しいCPUの方が性能が上です。
CPUソケット
LGA1155/LGA1366/AM3/FM1等、CPUを取付ける部分の規格で、CPUを選ぶ時はマザーボードのCPUソケットと同じ規格のCPUを選びます。
関連ページ:CPUソケットについて
BIOSの確認
使っているパソコンの古いCPUを新しいCPUに入れ替える場合、マザーボードのBIOS(UEFI)のバージョンを確認し、マザーボードメーカーのホームページで、そのマザーボードの「対応CPUリスト」で対応状況を確認します。
BIOSのバージョンによっても対応するCPUは変わってきますので、もし現状のBIOSバージョンで未対応で、新しいバージョンのBIOSで対応しているなら、BIOSのアップデートをします。(CPUを入れ替える前に)
新しいBIOSのバージョンでも対応していないCPUなら、その時点では使えない事になります。(今後出る新しいバージョンで対応する場合もあります)
新規にマザーボードとCPUを購入する場合は、発売されたばかりの最新CPUに対して、購入する時点でのマザーボードのBIOSバージョンが対応していない場合もあります。
この場合は同じCPUソケット用の古いCPUを使いBIOSのアップデートをしてから、最新CPUへ載せ替える方法がありますので、古いCPUを非常用にキープしておく事をおすすめします。
BOX品かバルク品か
現在パーツショップ等で購入出来るCPUの多くはBOX品ですが、一部でバルク品もあります。
BOX品(リテール品ともいう)は箱に入っていて、CPU本体・CPUクーラー・マニュアル・保証書等が一式同梱されています。
バルク品はCPU本体が簡易梱包され、それ以外のCPUクーラー等は含まれず、手持ちのCPUクーラーを使うのでCPU本体だけ欲しい人向けです。
普通にCPUを購入する時は、BOX品(リテール品)をおすすめします。
TDP
TDP(Thermal Design Power)熱設計消費電力は、発熱するCPUに対し、どの程度の冷却能力を持たせればよいかという指標で、高性能なCPUほどTDPが大きくなりますが、世代の古いCPUに比べ、世代の新しいCPUの方が製造プロセスの微細化が進んでおり、同スペックであれば世代の新しいCPUの方がTDPが比較的小さくなります。
マザーボードによっては取付可能なCPUのTDP上限値が低く制限されているモノもあるので、同じCPUソケット規格のCPUでも全てが搭載出来るとは限りません。(特に小型や安価なマザーボードにて)
関連ページ:CPUのワットパフォーマンス比較
動作クロック
同じ世代・同じシリーズのCPUなら、動作クロックの高い方が高性能です。高性能なCPUほど価格も高いので、お財布と相談して選びましょう。
コア数
コア数が多い程、マルチスレッド(並列処理)対応のソフトや、複数のソフトを同時に使うときの処理速度が向上します。
マルチスレッド非対応(シングルスレッド)のソフトでは、1コアあたりの動作クロックの高い方が処理速度が向上します。
方向的にはマルチスレッド対応のソフトも比較的増えてきているので、これからCPUを選ぶなら、コア数の多いモノを選んだ方が処理速度向上の恩恵を受けやすくなるのでおすすめです。
HT(Hyper-Threading Technology)
IntelのCPUに搭載されるHT(Hyper-Threading Technology)は、1つのCPUコアを2つのコアに見せかけて効率よく並行処理する技術です(AMDでも同様の機能を持つCPUがあります)。
2コアのCPUでもHT対応だと疑似4コア(4スレッド)として動作するので、マルチスレッド対応のソフトや、複数ソフトの同時利用で性能が向上しますが、単純に性能が2倍になる訳ではなく、物理的に4コアあるCPUの方が性能は上です。
TurboBoost
CPUが電力・電流・温度に関する仕様の許容範囲内で動作している場合に、自動的に定格動作クロックよりも高速で動作させる技術で、AMDではTurbo COREと呼ばれるものです。
TurboBoost時の動作倍率も変えられるアンロック版のCPUもあるので、オーバークロックを楽しみたい人はアンロック版のCPUがおすすめです。
3次(L3)キャッシュ
CPU内部にある高速にアクセス出来るキャッシュメモリーで、容量が多い程、高速にアクセスできる命令やデータが増えるので処理速度が向上します。上位のCPUほどキャッシュ容量が比較的多くなっています。
内蔵GPU
CPU内蔵のグラフィックス機能で、別途グラフィックスボードを増設しなくても映像出力出来るので、パソコン購入時のコスト削減となり、グラフィックスボードの増設が出来ない小型・超小型のパソコンでは必須の機能です。
昔はチップセット側にグラフィックス機能が内蔵される事が多かったのですが、最近はCPU側に機能統合される製品が一般的です。
内蔵グラフィックスの3D性能は、専用のグラフィックスボードと比較するとかなり低く、3Dゲームを本格的にするなら別途グラフィックスボードの増設をおすすめします。
関連ページ:デスクトップ向けGPUの比較
関連ページ:CPU内蔵のグラフィックス性能の比較
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