外部コネクターについて
BTOや自作パソコンのマザーボードのバックパネルでよく使われている主な外部接続用コネクターです。
購入時は必要な外部コネクターが付いているか、パソコン本体やマザーボードの仕様を確認しましょう。
キーボード/マウス関係の外部コネクター
PS/2 |
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緑色がマウス、紫色がキーボード接続用で昔から長く使われてきましたが、USBタイプのマウス・キーボードが多くなり、PS/2コネクターを搭載するマザーボードも減ってきてます。 |
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汎用系の外部コネクター
USB3.0 or 3.1
(Universal Serial Bus 3.0 or 3.1) |
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従来のUSB1.1やUSB2.0コネクターとの後方互換性を保ちつつ、USB3.0(USB3.1 Gen1)はUSB2.0の約10倍の5Gbps、USB3.1(Gen2)は10Gbpsの最大転送速度となります。
コネクターの色は従来規格と区別する為に青色が推奨されてます。
外付けHDDとのデータ転送速度の高速化にもおすすめです。 |
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USB2.0
(Universal Serial Bus 2.0) |
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最大転送速度が480Mbpsの汎用接続コネクターで、対応機器が豊富にあります。 |
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IEEE1394 |
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最大転送速度が400Mbpsの汎用接続コネクターで、デジタルビデオカメラで多く使われてます。
FireWire、i.LINK、DV端子とも呼ばれます。 |
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シリアル |
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昔からある汎用のシリアル通信用のコネクターですが、現在では特殊な用途以外ではほとんど使われません。 |
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パラレル |
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昔からある汎用のパラレル通信用のコネクターですが、現在では特殊な用途以外ではほとんど使われません。 |
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ストレージ関係の外部コネクター
eSATA
(External Serial ATA) |
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内部ストレージ接続用のSerial ATAコネクターを外部接続用にしたコネクターで、外付けHDDを内部接続時と同様に高速データ通信が行えます。
SATA3対応だと最大転送速度が6Gbpsとなります。 |
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映像・音楽関係の外部コネクター
ミニD-Sub15ピン |
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昔から使われているアナログ伝送の映像出力コネクターで多くのディスプレイで対応していますが、最近はデジタル伝送のDVI・HDMI・DisplayPort等が主流となっています。 |
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DVI-D |
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デジタル伝送専用の映像出力コネクターで、多くのマザーボードで使われてます。 |
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DVI-I |
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デジタル伝送とアナログ伝送兼用の映像出力コネクターで、変換コネクターでミニD-Sub15ピンに変換出来ます。 |
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DisplayPort |
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DVIの後継としてコネクターの小型化、実装コストの削減、転送速度の高速化等を狙い登場しました。
音声出力や著作権保護機能(HDCP)への対応も可能とされ、複数のディスプレイをデイジーチェーン(数珠つなぎ)接続も出来ます。 |
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Mini DisplayPort |
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HDMI |
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デジタル家電向けに映像と音声をデジタル伝送する通信規格で、著作権保護機能(HDCP)等にも対応します。
変換コネクターでDVI出力も出来ます。 |
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Mini HDMI |
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S/P DIF OUT(光角型) |
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音声のデジタル伝送を行うコネクターで、ケーブルに光ファイバーを使います。
オプティカル(Optical)とも呼ばれます。 |
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S/P DIF OUT(同軸) |
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音声のデジタル伝送を行うコネクターで、RCA端子を使います。
コアキシャル(Coaxial)とも呼ばれます。 |
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ネットワーク関係の外部コネクター
LAN
(RJ-45) |
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ネットワークケーブルを接続します。
現在の多くのマザーボードでは1000BASE-Tが主流で、通信速度は1000Mbps(Gigabit)まで対応します。 |
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