購入前の確認事項や注意点
BTOや自作パソコンを選ぶ時は、製品自体の仕様・構成でチェックするポイントや、使用するユーザー側の環境や用途等、様々な点について確認・検討する必要があり、自作やBTOパソコン初心者にとっては悩む事も多いかと思います。
以下は主なポイントですので、まずは検討してみましょう。
使用目的
BTOや自作パソコンを購入する際は、どんな使い方をしていくかを考えないと、どんな仕様のパソコンを買えばいいのか決まりません。
例えばインターネット/メール/オフィスソフトでの資料作成等がメインであれば、高性能なPCは不要ですし、3Dゲームや動画のエンコード等の重い処理をストレス無く行いたいなら、比較的高性能なPCが必要となります。
あるいは、今は安くて低スペックのPCでいいけど、将来的には高性能が欲しくなるかも・・・、こういう場合もあるでしょう。
とはいっても、そんなに事細かに分類出来ないという人も多いでしょう。でも大丈夫です!
BTOや自作パソコンは、多くの部品は交換してアップグレード出来るので、購入する時はある程度ざっくりとしたイメージで考えれば良いでしょう。
関連ページ:PCゲーム推奨スペック一覧
関連ページ:デスクトップCPUの性能比較
関連ページ:ノートCPUの性能比較
関連ページ:デスクトップGPUの性能比較
関連ページ:ノートGPUの性能比較
関連ページ:チップセット比較
PCケース
大手メーカーの量産型PCと違い、BTOや自作パソコンではPCケースの選択肢が多くあります。
拡張性の高い自作やBTOパソコンにとって、PCケース選びは大事な要素です。
関連ページ:PCケースについて
関連ページ:フォームファクターについて
OSの種類
パソコンのOS選びは、それほど悩むこともないと思います。
一般家庭向けのWindows10 PCとしては、HomeかProのエディション選択と、32bitか64bitのビット数選択となります。
このうち、ビット数は特別な理由がなければ64bit一択となります。
関連ページ:OSについて
※BTOパソコンではOS無しモデルもあるので、カスタマイズで追加しましょう。
※メモリを4GB以上使うには64bit OS が必要です。
CPUメーカー
CPUメーカーは主に、IntelかAMDのどちらかです。
Intelといえば有名ですが、対するAMDのCPUも昔から自作ユーザーには人気があり、コストパフォーマンスの良さも大きなポイントです。
「マザーボード+CPU」のプラットフォームで見た場合も、Intel用よりAMD用の方がコストパフォーマンスが良いので、AMDのCPUを搭載したパソコンの方が比較的安くなる傾向になります。
ではどちらを選べばよいか?
最高スペックを目指したい場合はIntelがおすすめで、安く高性能・高機能を目指したい場合はAMDがおすすめです。
低~中くらいのスペックであれば、Intel/AMDどちらもアリですが、マザーボードのCPUソケットの種類によって後から交換可能なCPUのメーカーと種類が変わってきます(マザーボード自体を交換すればIntel/AMDどちらでも選べるようになります)。
主な追加・選択可能なオプション品
●液晶ディスプレイ
必要あれば、BTOパソコン本体と一緒の購入がおすすめです。
特に指定がなければワイドの22~24インチ、解像度がFULL HD以上(1920x1080以上)がおすすめです。
動画鑑賞が多い場合はグレアタイプ(光沢)、それ以外はノングレアタイプがおすすめです。
●キーボード/マウス
普通は本体に付属されていますが、ショップや製品によっては付属されない場合もあるので、手持ちのモノが無ければBTOパソコン本体と一緒の購入がおすすめです。
標準で付属されるモノは大抵安いモノなので、ワイヤレスにしたいとか、高級品に変えたい場合は、カスタマイズで変更するのがおすすめです。
●カードリーダー(メディアリーダー)
これはあると便利なので、最初から付けてもらうのがおすすめです。
●スピーカー
手持ちのスピーカーが無い場合は、一緒に購入するのがおすすめです。
●HDDパーティション分割
標準では1個のHDDが全部1ドライブ(Cドライブ)となっており、OSや各種ソフトや自分の作成したデータ等が同じドライブに保存されます。
これでは使い勝手が悪いので、最初からパーティション分割して2ドライブ(CとDドライブ)とするのがおすすめです。
●MS Officeソフト
単品で買うと高いですが、BTOパソコン本体と一緒に購入すると割安になるのでおすすめです。
関連ページ:デスクトップPCのBTOカスタマイズ
関連ページ:ノートPCのBTOカスタマイズ
BTOパソコンの価格・仕様の最終確認
BTOパソコンは、部品価格の変更や在庫の状況、期間限定のキャンペーン等で、以前行ったカスタマイズの見積もり内容とは価格や仕様が変更となる場合もあります。
また、製品によっては販売中止になっている場合もありますので、購入の際は、最新のBTOカスタマイズ見積もり内容をチェックし、仕様・価格・納期等を確認しましょう。
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