グラフィックスボードについて
BTOや自作パソコンで本格的な3Dゲームをしたい、マルチディスプレイにしたい、パソコン(マザーボード)に無い規格の映像出力コネクターを使いたい、という時はグラフィックスボードの増設がおすすめです。
グラフィックスボードの種類は豊富にありますが、選ぶ時の主なポイントや注意点等を挙げます。
拡張スロットの仕様を確認
取り付けるグラフィックスボードのPCI Expressのバージョンと、取付けるマザーボードの拡張スロットの空や、使用可能なPCI Expressのレーン数を確認します。
関連ページ: 拡張スロットについて
取付スペースの確認
ミドルクラスやハイクラスのグラフィックスボードは、2スロットや3スロット分の拡張スロットスペースを使う製品が多いので、取付ける拡張スロット位置の下側1~2スロット分の空があるか確認します。
また、ミドルクラスやハイクラスのグラフィックスボードは長い(大きい)製品が多いので、PCケース内に取り付けるスペースがあるか確認します。
グラフィックスボード製品の仕様で外形寸法を確認し、そのサイズに厚紙等を切り取って収まるかどうか試してみるのがおすすめです。
3.5インチシャドウベイと干渉する場合は、その長さまでのグラフィックスボードしか取付られませんが、PCケースによっては3.5インチシャドウベイを部分的に取り外せる製品もあるので、その場合は長いグラフィックスボードも取付けられます。
接続コネクターの確認
グラフィックスボードのバックパネル(ブラケット)に、使いたい映像出力端子の種類と数が付いているか確認します。
関連ページ: 外部コネクターについて
補助電源コネクターと電源容量の確認
ミドルレンジやハイエンドのグラフィックスボードでは、補助電源が必要な製品が多いです。
6ピンや8ピンがあるので、グラフィックスボード製品の仕様を確認し、取付けるパソコンの電源コネクター(PCI Express用)に必要な分があるか確認します。
また、グラフィックスボードはPCパーツの中でも特に多くの電力(12V)を使うので、搭載するパソコンの電源容量も確認します。
関連ページ: 電源について
関連ページ:PC電源容量計算
スペックの確認
グラフィックスボードに目的とするスペックがあるか確認します。特に3Dゲームの種類によっては高スペックが要求されるモノもありますので、ある程度の余裕を持って選んだ方が良いでしょう。
関連ページ:GPUベンチマーク比較
関連ページ:PCゲーム推奨スペック一覧
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