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BTOパソコンとは?


 BTO(Build To Order)パソコンは、メーカー(ショップ)が提示する様々な部品の選択肢の中から、 お客さんが希望するモノを選択し、 その受注後に組み立てを行い出荷します。それにより、無駄を省き、欲しい仕様のパソコンが出来上がります。


デスクトップタイプの形態


 デスクトップタイプの形態としては主に次の様なものがあります。
  • メーカーの既製品(量産型)
  • ベアボーン(キット)
  • 組立てキット
  • BTO
  • 自作
下にいくほど自由度が上がります。


【メーカーの既成品】

 メーカーの既成品パソコンとは、メーカーが部品の仕様/構成やラインアップを決めて量産しているPCです。 一般家庭から会社まで、一番多く使われているタイプです。
 BTOや自作パソコンと比較すると自由度が低く、自分でいじれる範囲では、主にメモリ/HDD/拡張カードの増設くらいで、それ以外の部品を交換すると保証が無くなります。
 また、増設する部品もそのメーカー指定のモノでないといけない場合もあり、割高になります。


【ベアボーンキット】

 ベアボーンとは、主にパソコンからCPU/メモリ/HDD等の主要パーツを除いた状態のキットで、残りのCPU/メモリ/HDD等は自分で買って取付けます。
 これらの部品は自作用の部品が使えるので、比較的自由度があります。
 マザーボードや電源が規格品(ATX/MicroATX/Mini ITXマザーボードやATX/SFX電源等)であれば、これらも交換出来ますが、専用設計の場合は交換出来ません。


【組立てキット】

 組立てキットは、多くの場合BTOと同様の構成で、組込みをしないバラのパーツ状態で出荷し、購入したユーザー自身がパーツの組込みや配線、システムのセットアップ等を行い完成させるモノです。
 基本的には選択出来るパーツはBTOと同様にカスタマイズで選べますが、ショップによってはパーツ構成が固定の場合もあります。
 組込みや配線、システムのセットアップ等、一連の作業内容はマニュアルや動画等で詳しく解説され、自作初心者でも安心して取り組む事が出来、完成するまで各ショップではサポートにも力を入れています。
 BTOパソコンの様に完成された状態ではなく、組立てやセットアップを経験したい人におすすめです。


【BTO】

 自作ショップで扱うBTOであれば、大抵の場合、仕様(規格)が明記されているので、 自作同様に規格に合った部品の交換が出来ますが、メーカー系のBTOでは仕様(規格)が明記されていないモノもあり、 必ずしも部品の交換(特にマザーボードと電源)が出来るとは限りません。


【自作】

 自作は一番自由度が高く、規格に合った部品であれば交換する事が出来ます。
 マザーボードや電源も交換出来ますし、ケース自体の交換も出来ます
 全てのパーツを自分で選んで組み立てたい人は、自作がおすすめです。


PCメーカーと自作ショップのBTOパソコンの比較


カスタマイズ可能なBTOノート


 BTOはデスクトップに限らずノートもあり、購入時に好きなパーツを選択し、自分の欲しい仕様で購入出来ます。
 デスクトップと比較すると、ノートでは後からパーツの変更をしづらい為、BTO購入時に主要なパーツはある程度余裕を見たスペックを選択しておく事をおすすめします。


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