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PCメーカーと自作ショップのBTOパソコンの比較


 BTOパソコンを製造・販売する企業にもPCメーカー系と自作ショップ系があり、それぞれに特色があります。また、PCメーカーでも国内と海外により事情が異なる場合もあります。
 比較する要素は様々あり、それらが全てに当てはまるとは限りませんが、当サイト管理人の経験や見聞きしてきた事からざっくりと比較してみます。BTOパソコンを始めて購入する人や、あまりパソコンに詳しくない人の参考になれば良いかと思います。


価格の比較


 自作ショップ系のBTOパソコンを基準とした場合の国内・海外PCメーカーの価格を比較すると、国内メーカーは若干高く、海外メーカーは若干安い場合が多く、デスクトップと比較するとノートの方がその差が大きい傾向となります。
  • 国内メーカー ⇒ 若干高い
  • 海外メーカー ⇒ 若干安い
  • 自作ショップ ⇒ (基準)


供給体制の比較


 PCメーカーと比較すると自作ショップの各BTOモデルは回転が速く、昨日ホームページで見かけた製品が今日見たら無かったり、売り切れだったりする事も多くあります。
 これは構成する各パーツの調達・ストックの体制や規模の違いによるモノと考えられ、PCメーカーでは比較的長く同一BTOモデルの安定供給が成されています。
  • PCメーカー ⇒ 長期間(安定供給)
  • 自作ショップ ⇒ 短期間(回転速い)

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人気ラインアップの比較


 PCメーカーと自作ショップのBTOパソコンでも、それぞれ人気のラインアップ(ジャンル)があります。
 自作ショップはPCメーカーと比較すると高性能で大型のモノが人気で、水冷・静音・無音等の特殊仕様のBTOパソコンも人気があります。
 PCメーカーは美しいデザインやカラーリングが特徴的で、特にスタイリッシュなノートパソコンが人気です。
 高性能・拡張性を求めるならば自作ショップのBTOがおすすめです。

【PCメーカーの人気ラインアップ】
  • 普及価格帯のノート
  • 小型のノート(ネットブック・モバイル等)
  • カラーバリエーションのノート
  • 小型のデスクトップ(超小型・スリムタワー・ミニタワー等)
  • 一体型のデスクトップ
【自作ショップの人気ラインアップ】
  • ゲームパソコン
  • グラフィックスボードのマルチWay搭載モデル
  • 15/17インチのゲームノート
  • 15/17インチのフルHD対応ノート
  • 大型のデスクトップ(ミニタワー・ミドルタワー・フルタワー等)
  • キューブ型
  • 水冷・静音・無音等の特殊仕様モデル
  • 各ゲームタイトルの推奨モデル

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購入時のカスタマイズ性の比較


 自作ショップのBTOパソコンはPCメーカーと比較すると、購入時にカスタマイズ可能な項目が多く、選択出来るパーツの種類も多くあります。
 これは自作で使われるパーツをベースとしたBTOパソコンの大きなメリットで、自作ショップで扱う豊富なパーツと、規格が定められた自作用パーツの汎用性の高さによる優位性であると考えられます。
  • PCメーカー ⇒ カスタマイズ性が低い
  • 自作ショップ ⇒ カスタマイズ性が高い

購入後のカスタマイズ性の比較


 購入時のカスタマイズ性の高さと同様に、購入後のカスタマイズ性も自作ショップのBTOパソコンが高いと言えます。これはケース・マザーボード・電源等、規格の定まったパーツを採用する自作ショップのBTOのメリットで、自作用の膨大な量のパーツの中から、アップグレードや増設に使用するパーツを選ぶ事が出来ます。

 PCメーカーのBTOでも同様にカスタマイズ出来る場合もありますが、上記で述べたケース・マザーボード・電源等の規格が仕様に明記されていない場合が多く、自作ショップのBTOと比較するとその可能性は低いと言えます。

 PCメーカーと自作ショップのBTOパソコンいづれの場合も、購入後にカスタマイズした内容によっては製品保証外となる場合もありますので、事前に保証規定や修理規定等を確認しておくのがおすすめです。
  • PCメーカー ⇒ カスタマイズ性が低い
  • 自作ショップ ⇒ カスタマイズ性が高い(自作パソコン入門用としてもおすすめ)


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