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ケースファン性能比較

 自作やBTOのデスクトップパソコンは、ケースファンの選び方として冷却能力や静音性の比較が重要で、その他の比較要素としては、取付時の物理的なサイズ(一辺の長さや厚さ、取付穴ピッチ、コネクター形状など)や回転数の制御方式があります。また、LEDで色鮮やかに発光したり、耐久性に優れる軸受、ファンコントローラー付属など、様々な付加価値を持たせるケースファンもあります。
 本ページでは、冷却性能に直結する風量と、静音化に直結する騒音を特に重視して、PCケースファンを様々な角度から比較しています。

【関連ページ】ケースファンの選び方





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【発売日】
【サイズ】
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【PWM】

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ケースファン性能比較の解説


【発売日】ラジオボタン

リストに表示したいPCケースファンの(大体の)発売日を選択します。
  • 「5年以内」---発売日が5年以内のケースファンを表示
  • 「3年以内」---発売日が3年以内のケースファンを表示
  • 「1年以内」---発売日が1年以内のケースファンを表示


【サイズ】チェックボックス

リストに表示したいPCケースファンのサイズを選択します。
  • 140mm---□140mmのケースファン
  • 120mm---□120mmのケースファン
  • 90mm---□90mm(□92mm)のケースファン
  • 80mm---□80mmのケースファン


【厚さ】チェックボックス

リストに表示したいPCケースファンの厚さを選択します。
  • 20mm以上---厚さが20mm以上のケースファン
  • 20mm未満---厚さが20mm未満のケースファン


【回転数】チェックボックス

リストに表示したいPCケースファンの定格の回転数を選択します。


【PWM】チェックボックス

リストに表示したいPCケースファンのPWM(Pulse Width Modulation、パルス幅変調)による回転数制御機能の有無を選択します。
パソコンで使用する一般的なケースファンは、PWM回転数制御機能付きは4ピンコネクタ、PWM回転数制御機能無しは3ピンコネクタとなります。


【騒音】

PCケースファンの定格回転数での騒音量を表し、単位は[dB]です。
騒音の発生源は、主にケースファンの回転羽(ブレード)による風切り音で、回転数が高いほど騒音量が大きくなります。


【静音パフォーマンス】

ケースファンの風量と騒音のグラフ
ケースファンの回転数と騒音のグラフ
ケースファンを定格回転数のみで使用する場合は、製品仕様書に記載されている騒音値を用いて、同じサイズ・同じ回転数のケースファン製品同士で静音性の比較が可能ですが、ファンコントローラー・PWMなどで定格回転数以外で使用する場合には、異なる定格回転数のケースファン製品同士での静音性の比較が難しいです。

また、PCユーザーがケースファンに求めるモノは、回転数ではなく風量である為、

  静音パフォーマンス[dB/rpm] = 騒音[dB] / 回転数[rpm]

ではなく、

  静音パフォーマンス[dB/CFM] = 騒音[dB] / 風量[CFM]

として算出しました。

ただし、風量と騒音の関係はケースファン製品により特性が異なり、必ずしも比例関係にあるとは限らず、右グラフの「A」「B」の様な曲線的な特性となることもあり得ます。
その為、本ページで算出した静音パフォーマンスは、風量と騒音が比例関係である場合の予測値として参考程度に見て下さい。


【風量】

PCケースファンの定格回転数における風量を表し、単位は[CFM](Cubic Feet per Minute)です。
市販されている多くのケースファンの仕様書では、風量の単位に[CFM]を用いてますが、一部の製品では[m3/h]を用いているモノもあり、それらは下記の係数を掛けて[CFM]単位に換算しました。

  [m3/h] × 0.5885 → [CFM]


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