CPUベンチマークと性能比較(デスクトップ)
パソコンを選ぶ際に大事なのがCPUの性能比較ですが、CPUの2大メーカーであるIntelとAMDの現行CPUだけを見ても数多くのラインアップがあり、スペック表の数値を比較しただけではどれを選べば良いのか悩むこともあります。また、比較的CPU負荷の高いゲーム用途やマルチメディア系の編集処理をしたい、あるいはホームPCとして静音で省電力なお手頃価格のCPUを選びたいなど、パソコンの使用目的や設置環境によっても選ぶCPUは変わってきます。
本ページではデスクトップ向けCPUのベンチマークをもとに様々なデータをグラフ化により視覚化して、各CPUの性能差や世代間での比較をしやすくしています。
ベンチマークによるCPU性能比較
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CPUの消費電力とワットパフォーマンスの比較
TDP(Thermal Design Power)は熱設計電力、あるいは熱設計消費電力とも呼ばれ、冷却構造として最大どれくらいの熱量を吸熱する必要があるかを示す値で、消費電力とはイコールではありませんが最大消費電力に近い値であるともいわれており、TDPはCPUの最大消費電力の目安として比較に用います。下記グラフは各CPUのTDP(≒最大消費電力)と、ワット当たりのCPU性能(ワットパフォーマンス)の比較です。
CPUの価格とコストパフォーマンスの比較
下記のCPU価格の比較グラフは、各CPUの発売当時の価格をベースとしています。その為、時期が経過して価格が安くなってきたCPUのコストパフォーマンスはもっと良くなります。
※表記の価格は参考価格で、販売店や時期などにより変動します。
※価格が0円の表記は、価格データが未登録なだけで、製品が0円という意味ではありません。
CPUスペック一覧
デスクトップPC向けCPUの、シリーズ・世代・アーキテクチャ・製造プロセスなどのスペック一覧です。
「CPU選択」で選んだモノだけ表示されます。
更に詳しい情報は、各CPUメーカーの公式サイトをご覧ください。

CPU性能比較フォームの解説
【CPU選択チェックボックス】
CPUベンチマークや性能比較グラフに表示したいCPUを、世代やアーキテクチャごとにグループ分けした単位で選択、または非選択にします。
これは表示するCPUの数が多過ぎて比較グラフが見づらい場合や、特定のCPU世代やアーキテクチャにターゲットを絞ってベンチマークと性能比較を行いたい場合に使用します。
このCPU選択チェックボックスで選んだCPUのみが、ベンチマーク比較グラフ/消費電力とワットパフォーマンスの比較グラフ/価格とコストパフォーマンスの比較グラフ/CPUスペック比較データに自動的に表示されます。
未選択のCPUや選択したベンチマークのデータがないCPUは非表示となります。 |
【CPU選択ボタン】
上記のCPU選択チェックボックスに対し一括で処理します。
「全て選択」--- CPU選択チェックボックスを全て選択(ON)します。
「全て解除」--- CPU選択チェックボックスを全て未選択(OFF)にします。
「最近のCPUだけ選択」--- 古いCPUを非表示(OFF)とし、最近のCPUだけを表示(ON)します。 |
【CPUベンチマークを選択】
CPUの比較で用いるベンチマークを選択します。
CPUの性能を比較するベンチマークには、CPU総合性能やシングルコア/マルチコアでの性能、整数演算/浮動小数点演算性能、内蔵グラフィックス性能など多くの種類があり、重要視したいパソコンの用途(ホームユース、ゲーム、マルチメディア、クリエイター、エンジニア向けなど)により比較するベンチマークを選びます。
例えば、CPU内蔵グラフィックス機能も含めたCPU総合性能の比較ならPassMark、シングルコア/マルチコアでのCPU性能比較ならCINEBENCHがおすすめです。 |
【性能比較表示モードの選択】
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【割合表示モード】 |
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CPUの性能比較の表示モードとして、ベンチマークスコア自体の表示(数値表示モード)と、選択したCPU(ターゲットCPU)のベンチマークスコアを100%として比較したパーセント表示(割合表示モード)が出来ます。
右図の『数値表示』『割合表示』ボタンを押すと、各モードへ切り替わります。
比較の元となるCPUをターゲットCPUと呼び、ベンチマーク表示テーブルの行をクリックするとターゲットCPUとして選択出来ます。
ターゲットCPUに選択中のベンチマーク情報が登録されていない場合は、割合表示モードでは0%と表示されます。 |
【割合表示モード】 |
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※GPUの性能比較ページも同様の内容ですので、上記のCPUをGPUに置き換えてお読み下さい。
※動作が上手くいかない時は、ブラウザに古いキャッシュデータが頑固に残っている場合があります。
特に外部ファイルとして実装しているJavaScriptのファイルが、古いモノから新しいモノになかなか更新されない場合があります。
この様なときは、何度かページの再読み込みを試してみて下さい。

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