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拡張スロットについて


 自作やBTOパソコンのマザーボードの拡張スロットで、主に使われているのは以下の規格があります。

  ・PCI Express 4.0 x16(32GB/s)
  ・PCI Express 4.0 x1(2GB/s)
  ・PCI Express 3.0 x16(16GB/s)
  ・PCI Express 3.0 x1(1GB/s)
  ・PCI Express 2.0 x16 (8000MB/s)
  ・PCI Express 2.0 x1 (500MB/s)
  ・PCI (133MB/s)


 PCI拡張スロットは昔から長く使われており、対応する拡張カードも豊富にあります。

PCI Express x16 拡張スロット
PCI Express x16

PCI Express x1 拡張スロット
PCI Express x1

PCI拡張スロット
PCI

 PCI Expressの古いバージョンでは転送速度が遅く、

  ・PCI Express 1.1 x16 (4000MB/s)
  ・PCI Express 1.1 x1 (250MB/s)

となり、最新のPCI Express拡張カードの性能を引き出すには、拡張スロット側も最新バージョンのPCI Expressスロットが望ましいです。

 PCI Express x16スロット(16レーン)は主にグラフィックスカード用として使われますが、x1(1レーン)対応の拡張カードも使えます。

 形状がPCI Express x16スロットでも仕様上や複数スロット同時使用時の組み合わせにより、x4(4レーン)やx8(8レーン)動作となる場合もあるのでマザーボードの仕様を確認しましょう。

 拡張カードを購入する場合は、事前に空スロットがあるか確認しましょう。
 高性能のグラフィックカードでは2スロットや3スロット分のスペースを使うモノもあり、その場合グラフィックスカードの下側の拡張スロットは使えなくなります。


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