インターフェースを増やしたい


インターフェースの画像
インターフェースの画像
パソコンを長く使っていくと、様々な周辺機器との接続や内部デバイスを増設する際に、必要なインターフェースが装備されておらず、困る事もあります。

古いPCでも比較的ハイスペックなパソコンであれば、インターフェース回りも充実している製品も多くありますが、最新規格のインターフェースに関しては年代的に装備されていないのも仕方のない事です。

インターフェースを増やすには、それぞれの専用機能を持った拡張カードの増設が一般的ですが、更に使い勝手を考えるとパソコンのフロントパネルにもあると便利なコネクターが幾つかあります。

古いPCでも最新インターフェースの増設で、使用出来るデバイスの幅が広がり、使い勝手の向上にもなります。古いPCだからと言って諦めず、とことん使いこなしてみるのもいかがでしょうか。

各種インターフェースについては、合わせてこちらも御覧下さい

  →外部コネクターについて 

  →内部コネクターについて

  →拡張スロットについて


どんなインターフェースが増やせるか or 増やしたいか & どこに増やしたいか

パソコンに増設したいインターフェースの種類や数は、用途や環境により様々です。増設する場所にも、背面の拡張スロット部にポートを増設する場合や、PC前面にも増設、内部デバイス接続用に増設、など様々です。PC前面には、空いている5インチや3.5インチオープンベイを利用して、各種ポートを設置する事が出来ます。

機能/性能/拡張性等について、現在使っているPCで不満は無いか、あるいは将来的に行いたい事は何かを考え、必要あれば導入コストも含めてインターフェースの増設を検討します。

●USB3.0(背面/前面)

最近のパソコンを取り巻く環境の中で、最優先に欲しいのがUSB3.0です。USB3.0に対応した高速転送の外付けストレージやUSBメモリー等、今後益々普及が進むので、ぜひとも対応しておきたいインターフェースで、パソコン背面だけでなく前面にもUSB3.0ポートがあると更に使い勝手が向上します。

前面のUSB3.0ポートへの配線は、マザーボード上のUSB3.0用ピンヘッダーからの接続と、PC背面のUSB3.0ポートからケーブルを引き回して接続する方法があります。
最近のマザーボードにはUSB3.0ピンヘッダーが搭載される製品が増えてますが、古いパソコンのマザーボードではUSB3.0ピンヘッダーの搭載は期待出来ないので、PC背面からのケーブル引き回しか、USB3.0拡張カードに内部配線用のポートがあれば、それを利用します。

●USB2.0(背面/前面)

古いパソコンでもUSB2.0は大抵付いているはずですが、古いケースの場合、フロントUSBポートが転送速度の遅いUSB1.1にしか対応していない場合もあります。
そんな時は、空いている5インチや3.5インチオープンベイにUSB2.0や3.0も含めて様々なポートを増設する事が出来ます。

●IEEE1394(背面/前面)

デジタルビデオカメラ等の接続用としてIEEE1394ポートも欲しい場合もあります。PC背面だけでなく前面にもあると脱着作業が便利になります。

●SATA(内部)

パソコンにHDDを増設(内蔵)したい場合や、高速なSSDを増設(内蔵)したい場合に、マザーボード上のSATAポートの数が足りなかったり、高速なSATA(6Gbps)ポートが無い場合に、SATA拡張カードで増設する事が出来ます。
内蔵ストレージでRAIDを構築したい場合も、RAID対応SATAカードの増設でRAID構築を行う事が出来ます。

●eSATA(背面)

外付けストレージとの高速転送可能な接続インターフェースとして、USB3.0と合わせて欲しいのがeSATAポートです。
比較的古いパソコンでもeSATAポートが付いている場合もありますが、複数台搭載の外付けHDDケースとの接続に必要なポートマルチプライヤーに対応していなければ、別途eSATAポートの増設が必要となります。

●S/P DIF(背面)

比較的ハイスペックなパソコンであれば、古くても音声デジタル出力ポート(光出力)が付いている場合もありますが、安価なPCでは無い製品も多くあります。
安価でも光出力ポートのあるサウンドカード製品が多くあるので、サウンド環境の向上としておすすめです。

●映像出力(背面)

古くて安価なPCでは、映像出力コネクターとしてアナログRGBのみ、といった場合もあります。現在主流のDVI/HDMI/DisplayPort等のコネクターを増設したい場合は、3Dゲーム用途でなければ安価なローエンドクラスのグラフィックスボードの増設がおすすめです。

●ギガビットLAN(背面)

現在市販されているLAN機器の多くはギガビットLAN(1000Mbps)に対応し、大容量データの転送も高速に行えるネットワーク環境を構築出来ますが、古くて安価なパソコンでは転送速度の遅い100MbpsのLANポートが搭載されている場合もあります。
ギガビット対応のLANカードは昔と比較すると安価で導入し易くなっているのでおすすめです。


拡張カードの増設をする前に確認する事

●PCケースの拡張スロット仕様の確認

スリムタワーでは、拡張スロットがロープロファイル仕様限定の場合が殆どで、その場合通常サイズの拡張カードの取付は出来ません。幅が狭いロープロファイル使用の拡張カードのみ取付可能です。

●空いている拡張スロットと取付スペースの確認

拡張カードを取付ける空スロットの確認と、取付スペースの確認をします。既に他の拡張カードが搭載されていたり、他のパーツやケーブル・コネクター等との干渉が無いかを確認します。

●マザーボードの拡張スロット仕様の確認

拡張カードを取付ける拡張スロットの仕様を調べます。

グラフィックスボード以外の最近の拡張カードの多くはPCI Express x1スロット対応製品が多いですが、高速な転送速度を必要とする拡張カードでは、レーン数の多いPCI Express x4/x8対応の製品もあります。
他にも古いPCIスロット対応製品もまだ多く使われています。

PCI Expressのバージョンにより転送速度が異なるので、PCI Express1.1 x1(2.5Gbps)より高速転送が可能なPCI Express2.0 x1(5Gbps)に対応した拡張カードを使う場合は、その性能を引き出す為に、PCI Express2.0 x1スロットでの使用が望ましいと言えます。

PCI Expressスロットと古いPCIスロットは見た目で区別し易いので問題無いですが、PCI Expressのバージョンと実際に使えるレーン数は見た目で分かり難いので、パソコンやマザーボードのマニュアルで確認しましょう。


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