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デスクトップパソコンのBTOカスタマイズ


 BTOのデスクトップパソコンには多くのカスタマイズ要素があり、様々なニーズに応じて各要素を選択出来ます。そして大手PCメーカー系のデスクトップBTOと比較すると自作ショップ系のデスクトップBTOの方がより多くの選択肢があります。
 このデスクトップBTOならではの特徴は、ユーザーにPCの自由度と可能性を与える大きなメリットですが、反面BTOカスタマイズの選択肢が多過ぎてパソコン初心者にとっては何をどう選べば良いのか悩む事もあります。
 限られた予算内であれもこれもとBTOカスタマイズで追加していくと、デスクトップ本体の基本構成価格を大幅に上回る事になり、スペックを下げざるをえないという本末転倒な事にもなり兼ねません。
 そこで、自作歴の長い当サイト管理人の館長が、自分ならこうするという視点を含めて、デスクトップのBTOパソコン導入時におすすめのカスタマイズについて、初心者にも分かりやすく解説します。





【CPU】のBTOについて
BTOパソコンのCPU選びは、目的とするCPUを導入するアプローチとして、BTO標準構成の中から目的のCPUを搭載するモデルを選ぶ場合と、他のCPU搭載モデルからBTOでCPUを変更する場合があります。
BTOメーカーやショップのラインアップでも、全てのCPUに対応したBTO初期構成モデルがある訳ではないので、そういった場合は後者によるアプローチとなります。

どのCPUを選べば良いかは、デスクトップパソコンの用途により様々で、一概にコレが良いとは言えませんが、ざっくりした見方をするとこうなります。

→ 参考:デスクトップCPUのベンチマークと性能比較


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CPUのBTO、館長ならこうする!
【マルチメディア・クリエイター・エンジニア向け】
マルチスレッド性能が高い、コア数の多いCPU(Intelウルトラハイエンドシリーズなど)

【普通のゲームPC】
4コア以上で動作クロックの高いCPU(Core i5以上)

【マルチGPUやPCIe接続のSSDを多用するハイエンドなゲームPC】
CPU側のPCI Expressレーン数が多く、レーン分割にも対応するCPU
(Intelウルトラハイエンドシリーズなど)

【普通のホームユースのデスクトップパソコン】
Core i3/Core i5/Core i7

【低予算のホームユースのデスクトップパソコン】
Pentium/Celeron

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【CPUクーラー(ファン)】のBTOについて
CPUクーラー(ファン)のBTO項目は自作ショップ系のBTOパソコンに比較的多くあります。
殆どのCPUには初めからメーカー純正のCPUクーラー(リテールクーラー)が付属しており、通常用途ではこれで十分ですが、別途サードパーティー製の高性能なCPUクーラーへ変更する目的には以下の場合が想定されます。
  • オーバークロックをするので冷却性能を上げたい
  • 冷却能力を落とさずにPCを静音化したい
  • TurboBoostなどのクロックアップ機能を最大限発揮させたい
  • CPU設置エリアの空間をスッキリさせたい(水冷クーラー)
CPUクーラーは後からでも自分で交換可能な場合が多いですが、その際は自己責任で部品の選定や設置を行う必要があります。


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CPUクーラー(ファン)のBTO、館長ならこうする!
まずは純正CPUクーラーのまま使用し様子を見て、必要になったら後から自分で交換する。
冷却性能については、PCケース全体として良好なエアフローを確保する様に工夫する。

自作やBTOの初心者で、どうしてもCPUクーラーを変更したい場合は、最初からBTOパソコンのメーカーやショップで取り付けてもらうのがおすすめです。

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【CPUグリス】のBTOについて
CPUグリスもクーラー(ファン)と同様に、最初からCPUに付属していますが、BTOで高性能なCPUグリスに変更する事も可能です。
CPUグリスにも安価なモノから高価なモノまで多くの種類があり、熱伝導率や粘度などの違いがあります。
CPUグリスはCPUコアを覆うヒートスプレッダと、CPUクーラー側の接触面との間に塗布し、その間にある微細な隙間(空気層)を埋めて熱をより多くクーラー側へ伝える役目があります。

→ 参考:CPUクーラーについて

高級なCPUグリスほど熱伝導率が比較的高く、CPUクーラーと合わせてCPUから熱を奪う(冷却する)ことに大きく貢献します。
CPU付属のグリスの性能は過不足なく、それなりといった感じです。


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CPUグリスのBTO、館長ならこうする!
他のPCパーツのBTOと比較すると価格が安く(約1000円台)、後から塗り直すのは結構手間が掛かるので、最初から高性能グリスを塗ってもらうのがおすすめです。

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【GPU(グラフィックスボード)】のBTOについて
主にゲームパソコンで重要となるGPU(グラフィックスボード)選びですが、CPUと同様に最初から目的のGPU搭載のBTOモデルを選ぶ場合と、他のGPU搭載モデルからBTOで変更する場合があります。
人気の高いGPUを搭載するゲームPCは、BTO標準構成でも幾つかのバリエーションがある為、まずはその中から選ぶのがおすすめです。

どのGPUを選べば良いかは、遊びたいPCゲームの種類や環境設定により異なるので一概には言えません。

→ 参考:デスクトップGPUのベンチマークと性能比較

もし、BTOカスタマイズでGPU(グラフィックスボード)の変更を行う場合は、最大消費電力に影響が大きい為、電源選びにも注意しましょう。

→ 参考:電源容量計算


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GPU(グラフィックスボード)のBTO、館長ならこうする!
グラフィックスボードの基本は1枚挿しとし、お手頃価格で幅広いPCゲームを楽しむ場合は、ミドルレンジ(アッパーミドル)GPUを選ぶ。
処理が非常に重いPCゲームも対象とするなら、ハイクラスGPUを選ぶ。

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【メモリ】のBTOについて
メモリの容量は基本的にはBTO標準構成のままでも良いですが、後から自分で増設する事も考えて、メモリの空きスロットの仕様は確認しておきましょう。
(格安マザーボードの中にはメモリスロットの数が少なく、増設ではなく入れ替えになってしまう場合があります)


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メモリのBTO、館長ならこうする!
メモリの低価格化が進んでいる背景もあり、容量は16GB以上を選ぶ。
余るメモリ領域はRAMディスクとしてシステムのテンポラリファイルやスワップファイルなど一時ファイル保存用の高速ストレージとして活用する。
SSDの書き込み回数を減らしたい場合や、遅いHDD環境の高速化にもおすすめ。

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【HDD】のBTOについて
HDDはパーツBTOのなかでも比較的ラインアップが豊富で、特に自作ショップ系のBTOでは同じ容量でも複数の選択肢がある事もあります。
デスクトップのBTOパソコンの場合は3.5インチのHDDが主流で、主に容量と回転数を比較して選びます。
システムドライブ用(1st HDD)には回転数が高い7200rpmクラスがおすすめで、データ保存用ドライブ(2nd HDD)には回転数が比較的遅い5000rpm台がおすすめです。
ファイルサイズが大きい動画や画像などのデータを大量に保存しないのであれば、システムドライブ(1st HDD)用としては2TBもあれば良いでしょう。
システム領域を含む1st HDDは、後から入れ替えるの大変なので、慎重に選びましょう。


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HDDのBTO、館長ならこうする!
システム領域を含む1st HDDには、2TB(7200rpm)のHDDを選び、大規模なデータ保存用ドライブ(2nd HDD)が必要になったら、後から5000rpm台の大容量HDDを増設する。

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【SSD】のBTOについて
SSDのパーツBTOもHDDと同様に多彩なラインアップがあり、同じ容量でもフォームファクタ・インターフェース・メモリ種類などの違いがあります。
HDDと比較するとアクセス速度や省電力で勝るSSDですが、容量の面ではHDDにアドバンテージがあり、システム用ドライブ(1stドライブ)としての容量選択に悩みます。
デスクトップのBTOパソコンは、ノートPCと比較するとストレージの増設が行いやすいので、データ保存用の大容量2ndドライブと合わせて検討しましょう。


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SSDのBTO、館長ならこうする!
システムドライブ(1st)のSSDには、少なくとも500GB以上の容量を選び、2ndドライブには5000rpm台の大容量HDDを追加する。

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【パーディション分割】のBTOについて
HDDやSSDストレージのパーティション分割は、システム用ドライブとデータ保存用ドライブの領域を分けて使い勝手を良くする手法ですが、HDDにとってはアクセス速度の改善という意味合いもあります。
HDDの半径方向のアクセス速度の図

HDDのアクセス速度は、右図のように回転するディスクの外周ほど速く、内周ほど遅くなります。
新規のHDDはまず外周から使い始め、だんだんと内周へ向かっていきます。
パーディション領域も外周から順番に確保されます。

そこで、アクセス速度を早くしたいシステムドライブのパーディションを外周に確保(1stパーティション)、それ以外をデータ保存用ドライブのパーティションとして領域確保(2ndパーティション)を行います。
パーディションで区切ることにより、システムファイルが遅い内周エリアに書き込まれるのを防ぎます。

逆にパーティション分割を行わない場合は、何度もファイルの書き込み・書き換えを行っていくうちに、システム関係のファイルが遅い内周エリアに混じって保存されることもあります。


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パーティション分割のBTO、館長ならこうする!
2TB以上のHDDの場合は、システムドライブに1TB、データドライブに残り全部のパーティションを割り当てます。

パーティション領域の変更を後から行うのは大変で、システムドライブ領域が少なすぎると使い勝手が悪くなります。
そこで、1TBのHDDの場合は、サイズの大きなソフトウェアをインストールしないPCであれば500GB+500GBでパーティション分割、そうでなければ1ドライブそのまま使う。

1TB未満のHDDの場合は、BTOで1TB以上のHDDへの変更がおすすめです。

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【セカンドストレージ】のBTOについて
デスクトップのBTOパソコンでは、OSをインストールする1stドライブ以外に、増設用のストレージ(2ndドライブ)を選ぶことも出来ます。
2ndドライブは基本的にデータ保存用という位置付けの為、(SSDと比較して)容量が大きく安価なHDDが筆頭に挙げられます。

データ保存用のHDDとしては、容量優先で消費電力や騒音・発熱の面で有利な回転数が比較的遅い(5000rpm台)3.5インチHDDがおすすめです。

デスクトップPCの内蔵HDDの取り付けは比較的簡単なので、必要になったら後から自分で増設する事も可能ですが、その際はPC内部のケーブル類(SATA用の電源コネクタや信号ケーブル)と、3.5インチシャドウベイの取付方法を予め確認しておきましょう。

SATA用の電源コネクタの空きがない場合は、別途電源分岐ケーブルが必要となります。
→ 参考:電源分岐ケーブル

3.5インチシャドウベイがスクリューレスマウンタなら不要ですが、オーソドックスなネジ止めの場合は、別途インチネジが必要となります。
→ 参考:自作PCで使うネジ


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セカンドストレージのBTO、館長ならこうする!
すぐに必要な場合はBTOで2ndストレージを選ぶ。
急ぎでないなら、様子を見て後から自分でバルクのHDDを購入して増設する。

ねらい目は、5000rpm台で1プラッタ当たりの容量が大きいHDD
その時期で容量単価が一番安いHDDで、最近なら4TBクラスがおすすめ。

【増設HDDを選ぶ際のポイント!】
 
HDD増設の比較イメージ
ミドルタワーのBTOパソコンでは数個のストレージを増設できますが、小容量のHDDを増やしていくと、小容量パーティションが量産され使い難くなります。

ファイルの保存場所が分散され使い勝手が悪いのと、使いきれないエリア(無駄領域)の増加、シャドウベイの無駄使い、エアフローの妨げ、配線の複雑化、消費電力や発熱・騒音の増加など、デメリットが多いです。

この為、増設用HDDは最初から大きめのモノを選ぶのがおすすめです。

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【電源】のBTOについて
電源のパーツBTOは、出力容量・80PLUS認証・静音化・プラグイン方式などの違いにより多彩なラインアップがあります。
大手メーカーのBTOと比較すると、自作ショップのBTOパソコンの方が電源の選択肢が圧倒的に多いのでおすすめです。

出力容量(定格)については、基本的にはBTO標準構成のままで使うなら変更する必要はありませんが、BTOで消費電力の大きなPCパーツの変更を行う場合や、後から自分で消費電力の大きなPCパーツの増設や変更を行う予定(見込み)であれば、電源容量の見直しが必要となります。

→ 参考:電源容量計算

電力の変換効率を示す80PLUS認証は、変換効率が良い(上位認証)ほど高価となります。
価格と変換効率のバランスを考慮すると、80PLUS/GOLDが手頃でおすすめです。


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電源のBTO、館長ならこうする!
電源容量は自分で計算して確認し、80PLUS/GOLD認証品を選ぶ。
場合によっては80PLUS/BRONZEでも可。

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【PCケース】のBTOについて
デスクトップのBTOパソコンではPCケース自体をBTOで選べるモデルもあり、特に自作ショップのタワー型のゲームBTOパソコンで比較的多く見られます。

BTOによるケース変更先としては、自作PCで人気のタワー型ケースや、既存のBTOパソコン標準ケースから一部変更したモノ(カラー、透明サイドパネル、キャスター装備など)があります。

ゲームBTOパソコンでケース自体を変更する目的は幾つか考えられます。
  • エアフロー(冷却能力)を向上したい
  • 静音化したい
  • 拡張性を向上したい
  • ハイエンドな大型グラフィックスカードや水冷デバイス等に対応したい
  • お気に入りのデザインのケースに変更したい
ゲームPCは一般的なデスクトップパソコンと比較すると、発熱の多いパーツを内蔵する為、従来からケース自体の冷却性能の高さが重視されてきましたが、最近では静音化の需要も増えており、ゲームパソコンでも「冷却と静音」の両方に対応できるPCケースが人気です。

→ 参考:PCケースについて


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PCケースのBTO、館長ならこうする!
購入を検討しているゲームBTOパソコンの標準ケースの仕様を入念にチェックし、想定する将来的な拡張内容(やりたい事)と比較して、許容範囲内であればBTO標準のケースをそのまま使う。

エアフローと騒音レベルは、ケースファンの追加・変更やファンコントローラ設置等により、冷却と静音のバランス(妥協点)を探る。

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【ケースファン】のBTOについて
タワー型のデスクトップパソコンでは、フロント(前面)・リア(後面)・サイド(側面)・ボトム(底面)・トップ(上面)などのファン設置に対応するPCケースが多く、BTO標準構成ではその一部が付属し、それ以外のファンはパーツBTOとして選択します。

→ 参考:デスクトップPCのエアフローと冷却について

ケースファンの種類には、サイズ(ファン径)や回転数といった冷却性能(風量)や騒音に直結する違いや、高耐久軸受・光るLEDファンなど付加価値の違いもあります。

ファンの取り付けは後から自分でも出来ますが、一部のPCパーツ取り外しや配線ケーブルの引き直しなど、地味に面倒なこともあります。
その為、自作やBTO初心者には必要な部分には最初からファンを取り付けてもらうのがおすすめです。
(全部のファンが必要な訳ではありません)


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ケースファンのBTO、館長ならこうする!
【ファンコントローラーを導入しない場合】
フロント → 低速回転(静音)で120mm以上のケースファン
リア → 中速回転の120mm以上のケースファン

【ファンコントローラーを導入する場合】
フロント・リア共 → 中~高速回転で120mm以上のケースファン

【PCケースのフロントパネルがメッシュの場合】
フロント → 光るLEDファン(室内が薄暗いときに綺麗!)
リア → 光らない普通のファン

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【光学ドライブ】のBTOについて
光学ドライブは利用機会の減少傾向に伴い、BTO標準構成では省かれることが昔と比較すると増えています。
とは言え、いざという時に無いと不便なのも確かです。
デスクトップのBTOパソコンでは、5インチオープンベイに内蔵する事も可能ですが、USB接続の外付けタイプにするという選択肢もあります。

内蔵式の光学ドライブを導入にする際に気を付けたいのが電源です。
光学ドライブは意外と消費電力が大きく、最大消費電力が30Wを超える製品も多くあります。
その為、電源容量ギリギリだと出力が不足する可能性もあるので、BTOで内蔵式を選ぶ際は、電源容量計算でチェックしてみるのがおすすめです。

→ 参考:電源容量計算


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光学ドライブのBTO、館長ならこうする!
【複数台のPC環境の場合】
利用頻度が減っているので、複数の自作やBTOパソコンで共用で使える様に外付けタイプ(ブート可能なモノ)にする。
既に外付け式光学ドライブを所有しているなら、別途導入しなくてもよい。

【1台のPC環境の場合】
外付けと比較すると割安な内蔵式光学ドライブを選ぶ。

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【ディスプレイ(モニター)】のBTOについて
BTOで選べるディスプレイ(モニター)も多彩なラインアップがあります。
サイズの主流は23型~27型クラスのワイド液晶で、デスクトップPCとしては一般的になったフルHDや、4K解像度対応の製品があります。

ゲームPCでも4K解像度の利用環境が今後普及していくと考えられるので、これから新規にモニターを導入するなら4K対応の製品がおすすめです。
新規にモニターを選ぶときは、接続コネクターの種類に注意しましょう。
(D-Sub/DVI/HDMI/DisplayPortなど)


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ディスプレイ(モニター)のBTO、館長ならこうする!
手持ちのモニターが、今後もしばらく使えるレベルなら流用する(特に解像度、サイズ、接続インターフェースの面で)。

新規にBTOでモニターを選ぶなら、4K解像度対応で「DisplayPort」が充実した製品を選ぶ。

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【OS】のBTOについて
BTOパソコンで選べるOSの種類は、新規リリースOSへの遷移時期を除き、基本的にはビット数とエディションの違いのみで、そのうちビット数については今から32bitを選ぶ理由が殆ど見られない為、64bitで決まりと考えて良いでしょう。

エディションは、OSのバージョンによりラインアップ構成に違いがありますが、Windows10では「Home」か「Pro」の二択です。
高機能でビジネス向けの「Pro」エディションには、確かに「Home」エディションと比較するとアドバンテージがありますが、一般家庭内で使用するゲームPCも含めたデスクトップパソコンとしては「Home」で十分だと思います。


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OSのBTO、館長ならこうする!
64bit版のHomeエディション

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【セキュリティー対策ソフト】のBTOについて
セキュリティー対策ソフトには、更新料が有償の市販のソフト、無料で使えるフリーソフト、Windowsに付属しているモノなど様々あります。
また、有償のソフトではライセンス形態がパソコン1台分やパソコン数台分などがあります。

セキュリティー対策ソフトもBTOで各種選択できます。
BTOパソコンで選べるセキュリティー対策ソフトの多くは、一定期間は無料で使えますが、その後も使い続ける場合は更新料が必要となります。


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セキュリティー対策ソフトのBTO、館長ならこうする!
BTOパソコンに付属のセキュリティー対策ソフトは使用せず、従来から継続してい使用しているソフトのライセンスを新規BTOパソコンに移行する。
特に、数台の自作やBTOパソコンを所有して、数台分使用できるライセンスを導入済みならば、別途セキュリティー対策ソフトを新規に導入する必要はない。

もし今まで使っているセキュリティー対策ソフトのライセンスが無い場合は、BTOで選ぶのもアリ。

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【Officeソフト】のBTOについて
BTOパソコンで選べるOfficeソフト(表計算やワープロなど)には、マイクロソフト純正のMS Officeシリーズや、格安のOffice互換ソフトがあります。

MS Officeには従来からの「バージョン固定タイプ」と、常に最新のOfficeにアップデート出来る「MS Office Premium」シリーズがあります。
(どちらのタイプが良いかはユーザー次第)

BTOで選べるOfficeソフトのライセンス形態はプレインストール版が殆どで、これは購入したBTOパソコンにバンドル(紐付け)されており、そのBTOパソコンのみで使用出来るライセンスです。
その為、BTOパソコンの入れ替えのたびにOfficeソフト(ライセンス)を買い替えるのが嫌であれば、単体パッケージ版のOfficeソフトを購入するのがおすすめです。


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OfficeソフトのBTO、館長ならこうする!
BTOでは選ばず単体パッケージ版のMS Officeソフトを購入して、パソコンを入れ替えても長く使える様にする。

マイクロソフト純正品と比較すると大幅に安いOffice互換ソフト(有償)は、MS Officeと完全100%の互換性がある訳ではなく、長期利用の面でも不安なので遠慮したい。
ちょっとした表計算やワープロソフトをコストを掛けずに使いたいなら、無償(フリーソフト)のOffice互換ソフトがおすすめ。

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【保証・サポートプラン】のBTOについて
BTOパソコンを使っていくなかで起こる故障やトラブルに対して、BTOメーカーやショップでは様々なサポートプランを選べます。
ベースとなる保証として1年間の無償保証というのが比較的多いですが、これに加えてプラスαの各種サポートプランがあります。
  • 保証期間の延長プラン(2~3年間など)
  • 初期導入時の設置・設定サービス
  • 出張修理サポート
  • 引き取り修理サポート
この中で重視したいのが保証期間の延長プランで、初期1年間だけではBTOパソコンの利用サイクルから見て短いと思います。
ハードウェア的な故障となると、たとえ自作ユーザーでも代替パーツが(無償で)手に入らないと修理出来ません。
(パーツさえあれば自力で修理できる事も多いです)
その為、保証期間の延長プランについては検討してみるのがおすすめです。

故障やトラブルが起きた時、いきなりサポート窓口に連絡するのではなく、まずは自分で出来る範囲で確認してみるのが良いでしょう。

→ 参考:パソコンのトラブルシューティング


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保証・サポートプランのBTO、館長ならこうする!
無償保証期間の延長プラン(3年間)を選ぶ。
他のサポートプランは不要。

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【パソコン下取りサービス】のBTOについて

新しいBTOパソコンを購入する際に考えるのが、古いパソコンの処分です。
セカンドPCとして活用せず、もう不要であれば処分を検討する事になりますが、パソコンの処分は意外と面倒で、これには幾つかの選択肢が考えられます。
  • PCリサイクルマークがある場合、メーカーに引き取ってもらう
  • PCリサイクルマークがない場合、有償で廃棄する
  • 中古パソコンとしてショップに買い取ってもらう
  • 中古パソコンとしてネットオークションで売る

中古パソコンとして売る場合、比較的新しくスペック的に価値があるPCなら、ある程度の買い取り価格が付くこともありますが、そうでなければ二束三文やゼロ円となります。

そこでお勧めなのが、大概のPCに対してBTOで選べる下取りサービスです。
下取り対象となるパソコンの条件はメーカーやショップで若干の違いがありますが、概ね以下の通りです。
  • 下取り価格:約1,000円
  • メーカーや年数を問わない
  • PCリサイクルマークの有無を問わない
  • 起動しなくてもよい
  • マザーボード・CPU・メモリがないPCは対象外
  • 筺体や液晶(ノート、一体型)の破損が激しいPCは対象外


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パソコン下取りサービスのBTO、館長ならこうする!
売っても値段が付かない古いパソコンなら下取りサービスのBTOを利用する。

状況によりデスクトップPCの場合は、PCパーツの交換やOSの入れ替えなどで、セカンドPCやファイルサーバーとして活用する事も検討する。
(その場合、処分する時の為に元の状態に戻せる様にしておく)

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